奈良県の北葛城郡広陵町にあるSQUARE AUTOMOTIVEで、代金を支払ったのに納車されないというトラブルが発生。その後、会社は破産手続きを開始したため、購入者様は泣き寝入りせざるを得ないという状況に陥っています。
SQUARE AUTOMOTIVEについて
会社概要
| 会社名 | SQUARE AUTOMOTIVE |
| 会社ＨＰ | – |
| 本社所在地 | 奈良県北葛城郡広陵町馬見中５丁目１−１５ |
| 事業内容 | – |
代表者について
| 氏名 | 沼田祐希 |
SQUARE AUTOMOTIVE 代金支払い済み乗用車未納事件の概要
事件の流れ
| 日時 | 出来事 |
| 2021年の10月 | 代金215万円の車を販売店Sから10年のローンで購入 |
| 1年半経過 | 納車されず |
すでに代金が支払い済みであるにも関わらず、いつになっても納車されないままである。
被害者は多数
- 20名以上の債権者に対して少なくとも6000万円の負債があります。
- 30名以上の自動車購入者から6000万円分の自動車売買代金を受け取ったが納車はできません。
- スクエアオートモーティブオートモーティブN氏の窮状をご理解ください。
- N氏に直接連絡を取ることはやめてください。
- 売買契約は不履行です。契約解除する方は債券調査票に記載してください（契約解除してもお金が戻るわけではない）
破産手続きが開始された際に債権者に対して送られた通知の中に書かれていた内容から、延べ50名以上、12,000万円の被害額にのぼるようです。
SQUARE AUTOMOTIVE 代金支払い済み乗用車未納事件の要点
代理店や販売店の関係性の分かりにくさ
代理店と販売店は別であるという業界の常識が、お客様には非常に分かりにくく、それによって会社全体で１つの繋がりになっているはずだという誤解を生んでしまっている部分がある。
その誤解から生まれる信用を背景にして、代金を全額支払ってもまさかそれが詐欺につながるなんてことはないだろうという誤解をさらに生み、その誤解を悪用した形になってしまっている。
新車ロンダリングの可能性もある
人気車は納車に2年から3年かかるという報道があるので、それぐらいの覚悟で新車を買う。ところが、1年ほどで新車が届くというケースは珍しくない。
販売店がそこで「あと1年待たせても多分お客様は怒らない。それなら、これを今オークションに出したら高く売れて利ザヤを得れるのでは？」みたいなことを考えた可能性がある。
経営がうまくいってない会社ならそういう事を考えてもおかしくはない。
そんな新車ロンダリングがうまくいっているうちはなんとかなったが、新車の納車スパンが短くなり始めると、オークションで高く買おうという人は出てこない。
オークションの利ザヤで経営をごまかしていたものが、それも出来なくなってきた。そして破産申請へと至ったという可能性も考えられる。
SQUARE AUTOMOTIVE 代金支払い済み乗用車未納事件の対処・対応
奈良ダイハツ株式会社は関係が無いので対応できないとの声明
同人（同店）は、弊社とまったくの別法人で、同人（同店）の現状等について情報がなく、弊社としましても困惑をしております。情報収集に努めておりますが、同人（同店）は、まったく別法人のため、対応が難しい状況にあります。まことに恐れ入りますが、同人（同店）と契約を締結されました御客様におかれましては、同人（同店）の代理人弁護士にお問い合わせいただけますようお願い申し上げます。
上記の通り、奈良ダイハツ株式会社様は別法人であるため対応ができないとの旨を公表されています。
※この記事の執筆時点では、スズキ自動車側からこれといった声明は出されていません。
また、下記の記事にはスズキ自動車側は全く無関係とは言い切れないかもしれないという疑惑の声も。
泣き寝入りになるのが通例
代金を受け取ったが納車せずに破産手続きを進めるという手法は、大きな問題がある非常に腹立たしいやり方ではありますが、他の事案を見ても、これと言った解決策があるわけではなく、支払った代金は諦めるしかないようです。
最後に
これらの詐欺被害は「いつもお世話になっている」「以前、このお店で買った」という信用、信頼を悪用されているケースが非常に目立ちます。
これから自動車を購入される時には、メーカーが運営するディーラーを選ぶのが無難かもしれません。
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