願いが叶わない・・・
そんなじれったさを抱えてた日々を送っているあなた。(僕もです)
努力が足りないのか、実力がたりないのか、はたまたそのどちらもか・・・と自分を責める日々かもしれませんが、実はうまくいかないことを望んでいる自分がいるから、叶わないのですよ!と言ったら、ウソだ!それはない!と思われるかもしれません。
でも、そういう見方をするのが正しいとする心理学者さんもいらっしゃいます。
もしあなたが願いを叶えたいと思うのなら。
例えば、好きな人とラブラブになりたいとか、経済的に豊かになりたいとか、そういったことを実現したいと思うのなら。
2つの”恐れ”を克服するほうが良いようですよ。
願いが叶わない状態を変えるためのポイント
願いを叶えたいと思っているのに叶わないのは、自分は本当は願いを叶えたくないと思っているのだという角度から問題を捉えることがカギとなりやすいようです。
そして、その角度から問題を捉えた時、2つの恐れがあなたが願いを叶えることを拒んでいるそうです。
願いを叶える<願いが叶うのが怖い=叶わない
心理学者のロバート・マウラーさんの著書「脳が教える! 1つの習慣」によりますと、願いを叶えたいと思っているのに願いが叶わない理由は次の2つに集約されるそうです。
- 自分にはその価値がない、相応しくない
- 自分をコントロールできなくなるのではないか・・・
この2つの恐れが望みが叶うことを拒んでいます。
望みを叶えるには今の自分はダメだと言う自己否定感や、もし叶ったらこんな問題が起きるのでは・・・という恐れが深層心理にあるので願いが叶わないように仕向けているそうです。
過去の記憶がそうさせている
結果があるということは原因があるのはこの世の理です。
先ほどの2つの恐れを抱くということは、そうなる理由があったということです。
その理由は何か・・・と過去の出来事を振り返ることで、自分がその恐れを抱くに至った原因を探る。
そして、その原因に向き合うことが願いが叶わない状態を脱する。
つまり、願いを叶えるために大きく前進することになるようです。
例えば、過去の出来事で自分を責めているが、それは本当にそんな責めなくてはいけないことなのか。あの頃の自分の実力では結果が出なかっただけのことで、もう十分に成長したのではないのか。
過去の出来事を正しい形、正しいサイズに捉え直すことで、今の自分が抱えている恐れを等身大のモノへと変えていくことで、願いを叶えやすい自分に変えることができるというものです。
大切なのは、過去に対する認識を捉え直して、自分自身を責める”癖”を弱める、できれば止めることです。
責める自分が習慣になっている
ずっと過去の出来事を責めていると、自分自身を責めることが習慣化していきます。
何をしていても、どこにいても自分が自分を責めます。
その責めの声は手を緩めることを知りませんので、心が折れて「自分はダメなんだ」と白旗を上げるまで攻め続けます。
何かを挑戦しようとしても、それでいいのか?本当にいいのか?お前はこうだっただろ?と責めるこえが出てきて、恐れにつながり、行動を止めてしまいます。
これを放置していると何事にも挑戦できなくなります。
つまり、あなたが変えるべきなのは、自分を責める習慣なのです。
だから、まずは自分を責める習慣を止めること。
自分をいたわり、ねぎらい、失敗から正しく学ぶ思考習慣を身に着けること。
そうすることで、自分自身を信じる心を養うことが大切だと思うのです。
まとめ
願いを叶える邪魔をしているのは、実は自分自身。
だから自分自身を変えることにエネルギーを注いでみましょう。
そんなことをお伝えしたくて、書きました。
あなたを止めているのは、あなた自身の”恐れ”。
上手くいくことを怖がるあなたが、あなたの成功を拒んでいるので、そこを変えましょうということです。
不思議に聞こえるかもしれませんが、あなたの望み・願望というものは、過去に叶えられなかった夢だとするのなら、少々合点が行くかもしれません。
過去にその夢を叶えようとしたけどダメだった。そして、深く傷ついた。
だから、今もその夢を叶えたいと思っている。でも、傷ついたからそこに飛び込むのは怖い。
そういった心理にあるのかもしれません。
例えば、好きな人と別れたけど、よりを戻したいとする人の心理はそれに近いと思います。
またやり直したいけど、アタックしてフラれるのは嫌だな・・・またあんなに落ち込みたくないしな・・・。
でも、やり直したいな・・・といった無限ループ状態にあるはずですから。
そして、そういった人に足りないのは実力でも想いの強さでもなく、アタックして傷つく恐怖心のケアなのだとするのも、理解できるかと思います。
だから、願いを叶えたいのに、なぜか前進できない、行動できないと思われるなら、まずはあなたの中にある恐れは何かに向き合ってみること。
傷があるのなら、そこを癒す事。
それが夢を前進させることになるとかもしれませんよ。