読書メモブログ

読書して思ったこと・分かったこと

消費者のニーズは多様化している背景にある1つの理由

欲しいから手に入れる

そんなシンプルな動機で行動したいと思う事ってありませんか?
あなたも”欲しい”を手に入れたいと思うことがあるはずです。

でも、その”欲しい”は変化していっているようなのです。

今のビジネスは、その変化に対応していくことが求められています。

 

では、何がどう変化して、なぜそんな変化が起きているの?

そういうシンプルな疑問を感じるのではないでしょうか?
僕もそう思っていたのですが「プロセスエコノミー」という本を読んで、あ!なるほど…と思える部分がありました。

そこから、これから目指すべき方向性はコッチなのか…ということを教えてもらえた気もしています。

 

次それを体験するのはあなただと思っています。

あなたにも、欲しいがどう変化したのかを知ってもらい、是非あなたのビジネスやプライベートにも活かしてほしいと思いますし、あなたもそうしたいと思っているのではないでしょうか?

是非、今から書くことを参考にしてみてください。

 

消費者のニーズは多様化している背景

消費者のニーズの変化は、”不足”を埋めることから、”満足”を増やすことへと移行しているようなのです。

これを「プロセスエコノミー」では機能性から意味合いへの変化と表現していて、今の時代は”役に立つことを追求する時代”から、”意味を問い共感する時代”に変わってきているそうなのです。

今までは機能性を追加するためのニーズが主流だった

どんどん便利な生活を送りたい。
そう思って、色々なものを書い、どんどん便利な生活を手に入れてきたのが昭和から平成までの消費スタイルでした。

僕もそういう時代に生きてましたから、そういう流れの中に居たことはよくわかります。

同じようにあなたもその時代を過ごされたのなら、確かにと思って頂ける部分があるのではないでしょうか?

少し砕くとこんな感じです。

機能性を追加するとは?

以前は「役に立つ」ものが求められていました。

逆に言えば、世の中が不便で溢れていました。
だから、役立つものを求めて、役に立つものが売れていました。

「モノを切りたい→ハサミ」、「食料を保管したい→冷蔵庫」といった、機能に価値がある商品が高度経済成長期に一気に広がりましたが、その結果、世の中に不足している機能がグンと減りました。

だから、機能面を前面に押し出した商品は、高価格で高品質か、低価格でそこそこ品質の二極化になっています。(ハサミ、冷蔵庫もそういう二極化になっていますよね)

つまり、今の時代に機能性を追い求めると少ない椅子の取り合いになってしまうのです。
先行する企業に品質で勝負するか、価格で勝負するのかといういずれにしても不利な戦いをすることになります。

そこで求められる変化が「意味への共感」です。

意味への共感

機能性よりも意味への共感ということの分かりやすい例が、フェラーリかもしれません。

機能性だけを追い求めて、しかも購入しやすい車であるほうがいいとなると、それは軽自動車が最適解になってきます。あらゆる面でフェラーリよりも合理的です。

しかし、フェラーリを買う人は、そんなことを求めていません。

フェラーリの持つ歴史、一見すると直ぐにわかる個性的なデザイン…フェラーリがフェラーリたる所以が車のいたるところに込められています。

そういったあらゆるところに込めている”意味”に共感できる人が、フェラーリを買います。

例えば、なぜあんな形の車なのか…F1カーがルーツのデザインだから。
赤いのはなぜか、フェラーリのF1カーは赤がブランドカラー。赤と言えばフェラーリ。

そういうあらゆるところに込められた意味、こだわりに共感した人が、フェラーリを買います。

こういった意味への共感という考え方は、とても大切だと思います。

行動に意味を持たせてほしい

ネット上で時々「作りすぎました」とか「発注ミスしました」と言って、大量に在庫を抱えている写真が出回ることがあります。

しかし、それが拡散されるとあっという間に無事に売り切れるという事象はよく見られます。
これ、まさに買い物に”意味”を持たせたという1つの事象だと思うのです。

余っていてもそれを欲しいと思わなかったら買わないというのは、ある意味では”機能性”を重視した考え方です。実際に、欲しくもないモノを買う必要はありませんし、欲しいモノにお金を使うべきですから、それはそれで合理的な判断です。

ただ、それを買うと困っている人が救われると分かれば、協力しようかな…という人が出て来たりして、売れていきます。

これも機能性ではなくて、意味で行動をするという1つの事例だと思います。

人としての意味や価値

人間としても同じことが言えます。
機能性を求めることは、人間関係をとてもドライで狭いモノにしてしまいます。

機能性というのは「役に立つ・役に立たない」という価値観ですから、人間を役に立つ、立たないだけで判断するというとても厳しい価値観です。

極論を言えば、役に立たなくても存在していていいはずです。

その人は誰かの大切な人だったりするかもしれませんから、存在そのものに意味があるはずです。

それに、役に立つ・立たないはあくまで一個人の主観です。誰かにとっては役に立っている可能性もありますし、たいていは役に立っているのです。

だから、役に立っているのか否かなんて考え方は不要で、”意味があるのかないのか”で考えること。

意味があると感じる繋がりなら、それで良いのですし。

まとめ

機能性ではなくて、意味に価値を置いた行動が増えてきている。
これが十分に便利さが行き渡った現代とこれからのビジネスの文脈になるのは間違いがないようです。

 

よく、商品の開発秘話はキラーコンテンツになりやすいと言いますが、それはまさに「意味」を知りたいという欲求の表れだし、そこに意味があると分かると行動に移す人が多いからこそキラーコンテンツとなりうるのだとも思います。

これからの時代は意味=whyも一緒に感じられる何かを提供することが大切なようですし、そのためには、まず自分自身がwhyを明確にした行動を取る癖付けが大切なようです。

 

え?そう言えば、僕がなぜこのブログを運営しているのか?ですか。

1つは自分の勉強のためです。
それとは別に、新しい考え方、面白い考え方があると知ってもらって、今を変えるキッカケにしてほしいからです。

総じていえば、人は”知る”ことで変わることができると僕は信じているから、発信しています。