目標を達成する
その数が増えれば増えるほど、自分の人生は自分の想い通りになっていると言ってもいいかもしれません。
でも、目標を建てたはいいけど、なかなか達成しないって人が多いのではないでしょうか?
目標の6合目、8合目ぐらいで「これぐらいでいっか」と手を打ってみたり。(僕です)
目標を建て、そこから逆算して計画を作っているのに、達成できない事が多いとなると、計画が先延ばしになったり立て直しになりますからあまり良い事はありません。
では、どうすれば目標を達成できる自分になれるのか。
サクサクと目標を達成し自分の望んだ未来を手に入れるためには、何をどう変えれば良いのか。
その秘訣は、”達成感を先取りしないこと”にあるようです。
目標を達成するためのコツ
目標の達成率を高めるには、達成感を先取りしないことが大切。
逆に言えば、達成率が低い人は達成感を先取りするような行為が多いとも言えます。
その事について「やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学」という本ではこのように書かれています。
「これまで思考」の強い人は、早い段階で達成感を持つために、早く気が緩んでしまう
やり抜く人の9つの習慣:ハイディ・グランド・ハルバーソン
目標を建ててもそれを達成できずに終わることが多い人は、後ろを振り返って「こんなにやったんだ・・・」と達成感を味わうことで、そこで満足してしまうことが多い。
だから、目標を達成できなくない傾向にあるそうです。
まさに僕のことです。
達成前に達成感を味わうと目標達成率は下がる
さきほどの引用部分は、ある実験の結果分かったことを述べていることの中の一文を抜き出しています。
その実験では、今までの工程を振り返る人と、目標まであとどれぐらいかを確認する人のどちらが目標達成率が高いかを調査しました。
その結果、目標まであとどれぐらいなのかを確認する人の方が目標達成率が高い事がわかったというものです。
ここから一つの仮説として、工程を振り返る人は達成感を味わってしまうため、目標達成までの意欲がそこで奪われていると考えられるという実験です。
目標の設定の仕方が大切
後ろを振り返ることが多いと、達成感を味わってしまうため、その達成感に満足して目標達成率が下がってしまう。
だから、振り返るのではなく、”あとどれぐらい”を意識するようにしようということなのですが、では、どうすれば”あとどれぐらい”を意識できるようになるのか。
僕はそのポイントは目標設定の仕方にあると思っています。
目標設定が”あとどれぐらい”と具体的にイメージできるモノになっているのかどうかが大切で、そうなっていない時に後ろを振り返るんじゃないかな?と思っています。
具体的な目標を持ちつつ楽しく前進できる状況を作る
具体的な目標と言えば、SMARTが有名ですし有能です。
- Specific(具体的)
- Measurable(測定可能)
- Achievable(達成可能)
- Related(関連性がある)
- Time-bound(時間制約がある)
SMARTで目標を建てているのかどうかが大切で、その上で、目標を段階的に作れているのかも大切なんじゃないかな?と思っています。
大きな目標(ゴール)を作り、そこに至るまでの小さなステップを作るイメージです。
マッチョになるのが大きなゴールなら、小さなステップでは「1日3回腕立て伏せをする」と設定するといった感じで、1日単位の小さな目標を作る。(本当はもっと緻密に設定するほうがいい)
毎日毎日小さな目標を達成し、気づけば本来の目標に到達していたという作り方をする。
常に前を見て行動できるような工夫を施すことが大切なんじゃないかな?と思います。
そんなわけで
目標に向かう途中で、今までを振り返って、こんなにやったのか・・・という満足感や達成感を味わってしまうほど目標達成率が下がってしまう。
逆に、あとどれぐらいを意識して行動をしている人ほど、目標達成率が高い。
それが分かっていますので、前を見て、あとどれぐらいかを意識して前進し続ける。
前を見て前進し続けるための創意工夫を重ねる。
これが目標達成率を高めるコツの1つのようです。
達成したい目標があるのに、なかなか達成できないというあなた。
途中経過を頻繁に振り返って満足してしまっている事があるのではないでしょうか?
心当たりがおありなら、よければ参考にしてみてください。