読書メモブログ

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情報に振り回されないための1つの考え方

情報が大切なことはわかっている

でも、情報が多すぎてそれに振り回されてしまっている自分がいる。
だから情報から少し距離を置きたいと思う・・・。

そういう方は少なくないと思いますし、あなたもそのような事を思われたことがあるのではないでしょうか?

僕ももちろんあります。
情報が多すぎると、あれもこれも大切に感じるし、どれもこれも大切にすると結局どないせーっちゅうねん!ってなったりしますからね。

 

そんな情報の取り扱い方について、大きなヒントとなる考え方がある本にありましたので紹介させていただきます。

マスターすると、情報に振り回されるのではなく、情報から自分なりの知識を構築できるようになり、一歩二歩先を行くことができる人になれるかもしれませんよ。

 

情報に振り回されないための1つの考え方

情報に振り回されるのは、情報に対して真面目だからなのかもしれません。
情報に対して適当な態度でいることが、情報に振り回されないコツのようです。

情報に振り回されるメカニズム

精神科医の和田秀樹先生の著書「「あれこれ考えて動けない」をやめる9つの習慣 (だいわ文庫)」によりますと、情報が多いと混乱するのは、その人が情報を全て真面目に取り扱おうとするからだとしています。

情報を全て同じ強度で真面目に向き合うと、あれもこれも捨てがたい、あちらはAと言っているけどこちらはBと言っている・・・と、情報に振り回されることになります。

どれもこれも大切な情報だと思っているから、迷ってしまうのです。

情報は”適当”に扱うぐらいの距離感で丁度いいですよって考え方です。

情報を絞ればいいのか?

情報に振り回されないために、情報を絞るというのも効果的かもしれません。

デジタルデトックスという言葉もありますから、時々情報を遮断することが現代人には大切なのかもしれませんし、そういう機会を意図的に定期的に設けてみる取り組みもあります。

ただ、そうしたくてもなかなかそう簡単に情報を遮断なんてできないよ・・・って人も多いと思います。

また、情報を絞り込むと、どうしても偏りが出てきます。

10の情報を1に減らすと情報のストレスは減りますが、得られる情報が9も減少していますから、見落とす箇所が増えてきますし、その残した1がプレーンで中立な情報だとは限りません。

なのにその少ない情報で決断し行動していくことになりますから、その影響が実感できる頃には、予想以上に事態が一方に偏ってしまっている可能性があります。

情報を絞るという手段も完璧ということではありません。

情報は多く浴びてスルーする

情報を遮断したり、情報量を減らすことで、情報からのストレスは軽減されます。
しかし、情報が少なくなった影響は少なからず未来のあなたを直撃します。

だからこそ、情報をイチイチ真面目に扱わない、適当に扱うという距離感を持つ。

大量の情報が手に入るようにしておいて、気になる情報だけをピックアップしていく。

そういう距離感を掴むことが、情報に振り回されないあなたになる道だと思います。

 

インテリジェンス(知性)はインフォメーション(情報)からうまれると京大教授の鎌田浩毅さんは著書の「理科系の読書術」なかで仰っておられます。

知識は情報を大量に浴びることで構築されるのですから、情報を絞ることは、あなたの知性の構築を遅らせたり、構築される知性が歪なものになるということでもあります。

だから、情報を絞るよりもオープンなほうが知性の構築には追い風になります。

 

ただ、それでも情報を選別するとするなら、いつの情報で、誰が発信していて、扱われている情報(特に数値)は間違いがないのかをチェックする。

一定以上の信用がある情報をたくあん集めつつ、適度に距離を持ち、気になる情報があれば少し掘ってみる。

それぐらいの”いい加減さ”が大切なようです。

まとめ

情報は少ないより多いほうがいい。
でも、全ての情報が等しく重要で、等しく価値があるということはありません。

そこで、どの情報が重要で、価値があるのかを精査するにしても、時間ばかりがかかってしまい、結果的にその情報の鮮度が落ちて、重要度も価値も落ちてしまうということもあります。

 

出所や数値などの情報の根幹が明確であるのなら、あとは適当で良いそうです。

適当と言うと、無茶苦茶で雑な感じという印象が強いかもしれませんが、そういう意味ではなく、流し読みや軽くチェックする程度で良いというニュアンスでの”適当”なのだと思います。

新聞なら、見出しをサーっと見て行く程度でいいよ、気になればその記事を読めばいいよってことです。

逆に言えば、情報に真面目に取り組みすぎている人は、新聞を一言一句しっかり読もうとしているような人で、そんな事をしていたらそりゃ疲れるし、追いきれなくなるのは当然だよって事でもあるかと思います。

 

人間関係と同じですね。
近ければ良いってものでもありませんし、必要ないからとすべてを断ち切る必要もありません。

ほどよい距離感で付き合っていくのが丁度いいようですよ。