しなければいけない。でも・・・
なかなか着手してないよな・・・という事の1つや2つ、誰にでもあるものですよね?
僕もあります。ありすぎです。
気持ちはわかります。焦るし、ヤバいなと思うけど、でもなんか後回しにしてしまう。
そんな時ってありますよね?
でも、そうは言ってられない。
着手しなくちゃいけない。
そんな時に役立つ考え方の1つが「ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣」に書かれていたので、それを紹介させていただきたいな・・・と思います。
- やりたくないけどやるしかない事は理解している人
- なるべく自分の気持ちの負荷を軽くしたい人
- 勢いと流れでサクッと手をつけていきたい人
そんな方にお役に立てるかと思います。
しなければいけないことができない自分を変える方法
著名ブロガーのジェームズ・クリアー氏の著書「ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣」に、プレマックの原理というものが紹介されていました。
その原理は至ってシンプルです。
”したくない事は、したい事と組み合わせる”
これだけです。
これが効果的なようです。
したい事と組み合わせる
したくない事というのは2種類があります。
- したくないし、しなくていい
- したくないが、しなければいけない
この2種類です。
世にある成功本の中には、”したくないがしなければいけない”をちゃんとやれるのかどうかが成功と失敗を分けていると断言しているものもあります。
歯医者とかもその1つです。
避けて生きると、自分にしっぺ返しが返ってくる。
でも、なるべく避けたい。
そういうものと”したい事”を合体させることを意識すると良いよという学習理論がプレマックの原理です。
したい事としたくない事をセットにする
したくないことをいかに自分に課すのか。
このやり方は、あまり良い結果を生まないようです。
とにかく苦痛だからです。
苦痛は避けたいという本能を人間は持っていますから、ただただ苦痛なことを自分に課すというのは、なんとしても絶対的に避けたいと思うのが人間なのです。
でも、やりたい事は止められてもやりたいと思うものです。
その”やりたい事”の終わり(or いつもどおりに出来ている事)と、”したくない事”の始まりを合わせることを意識するというのがプレマックの原理です。
例えば、起床後すぐにスマホを見る癖があるのなら、その終わりと”しなければいけない”ことをくっつけてみるというものです。
ストレッチや筋トレを習慣にしたいと思うのなら、スマホを見た流れで最後はyoutubeアプリを開いてラジオ体操を流すようにする。
そうすることで、ラジオ体操を習慣にする。
そんな考え方を日常生活のあちこちにちりばめていきましょうというものです。
したくない事を無理やりに自分に課すのではなくて、したい事の終わりとしたくないけどしなければいけない事の頭をくっつけていくと、自然としたくないけどしなければいけない事を消化できるようになります。
習慣化を味方にする
プレマックの原理が伝えたい事は、習慣の組み替え、作り変えのコツです。
今ある習慣の中に、必要だけど出来ていない習慣を組み込んでいきましょうねってものです。
”今ある習慣と組み合わせていく”
この考え方がとても大切です。
新しいことを始めよう、何かを変えようとするときに、それ単体で自分の生活の中に組み込もうとします。これもやり方の1つではありますが、先ほど書いたように、それをやるのが苦痛だと感じるものを自分の生活の中に入れ込むというのは中々大変です。
でも、どうしてもやらねばならない。
”それなら、今すでに出来ている事の終わりにそれを組み込みましょうよ”という考え方です。
なるべく自分に負荷をかけない、無理をしない。
習慣を新しく取り入れる時の秘訣の1つでもあります。
プレマックの原理を知り、使いこなしていくことで、自分の持つ習慣をどんどん書き換えて塗り替えていくことができるようになるという優れたアイデアでもあるのです。
まとめ
しなければいけないことができない。
この理由を一言で言えば、それが人間だからです。
したくないことをしないように無意識的に考えるようになっているのですから、無理はありません。
ただ、それを繰り返していても事態はよくなりません。
そこで積極的に取り入れてみてほしい考え方がプレマックの原理です。
- したい事(or いつもしている事)をした後に、したくない事をやる
というシンプルな理論です。
したい事、いつもしている事をやり終えるタイミングと、したくない事を始めるタイミングを結びつけることで、半ば強制的にしたくない事をやるというものです。
この結び付けに成功すると、自然としたくないけどしべきことを消化できる生活習慣が身につき、どんどん事態は好転していくことになります。
是非、参考にしてみてください。