読書メモブログ

読書して思ったこと・分かったこと

自分を変えられない状態から脱するための1つの考え方

自分を変えたい

そう思っているのに、なぜか変われない。
なんなら人からは、「この頑固者!」とまで言われることがある。

なぜだろう・・・と思ったりしていませんか?

 

実はこれは、脳が持つ2つの防衛機能が正常に作動している証拠なのだそうです。
脳はあなたを変えないために、強固に2つの防衛機能を働かせ続けています。

だから、”変わりたくても変われない”ということが起きてしまいがちです。

 

では諦めるしかないのか・・・というと、そういうことでもなく、脳には2つの防衛機能があって、それが自分を変えさせないようにしている。

それを理解して受け止めた上で、越えていくことが大切なようです。

 

自分を変えられない状態を脱するための考え方

自分自身の知識、経験などを守りたいという機能を脳は持っています。

それがあるのため、過去に獲得した知識や経験を守るために新しい知識や経験への警戒心が高まる=変化しにくくなるという傾向が人間にはあるようです。

そこを理解して、その上でそれを乗り越えていくことが自分を変えるためには大切なようです。

脳には2つの防御機能がある

脳に悪い7つの習慣」と言う脳の専門家の方が書かれた本によりますと、脳は自身の獲得した知識や情報、経験などを守るための2つの防御機能が備わっているそうです。

  • 自己保存 … 自分の獲得した知識や経験を守りたい
  • 統一・一貫性 … 自分の獲得している知識や経験と一貫性を保ちたい、統一させたい

いういう機能があります。

これが機能していることによって、今までの自分と今の自分が同じ自分であり続けられています。もし、この機能がなければ、昨日獲得した知識はすっぽり抜け落ちているし、言動はバラバラだし・・・ととても不安定な人となってしまいます。

2つの防衛機能があるお陰で、過去の延長上の自分として成立することができています。

防衛機能は新しいものを避けようとする

2つの防衛機能があることが分かると、”自分を変えられない”とはどういう事なのかということがなんとなく分かると思うのです。

自分を変えられないというのは、2つの防衛機能が正常に働いている状態でしかありません。
ただ、その防衛するものが増えすぎたり、濃度が濃くなっているために、頑固なまでに自分が変えられなくなっています。

ご年配で、自分は自分だ!と考えを曲げない人ってイメージしやすいと思いますが、これはまさにそういう事なのだと思います。

自分の知識、体験、経験を守りたいし、それらと一貫性を持たせたい。
だから、新しい知識や新しい文化は拒絶する。自分の過去と合うものだけを受け容れたい。

これが頑なに自分を変えない人の中で起きていることであり、その本人が自分の意志で頑なに拒絶しているというわけではなく、ただただ脳のもつ防衛機能が正常に働いているがためにそういうスタンスになってしまっています。

つまり、2つの防衛機能があると理解した上で、どうするのかを考えて実践することが、自分を変えるということになってきます。

新しいことに意識的に首を突っ込む

脳の2つの防衛機能は誰しもが持っているものですが、それでも、柔軟に自分自身を変えることができる人が居ます。

それは、その人のスタンスや考え方がそうさせているのだと思います。
では、その考え方とは何かとなると「新しいこと」に柔軟になることなのだと思います。

わからない、知らないと避けたくなる気持ちを抑えて、まずやってみる、触ってみる、関わってみる、見てみる、聞いてみるという、”新しいことを試す”という行動を取り入れているから、どんどん自分を変えることが出来ているのだと思います。

実際に、スマートフォンや携帯電話が出た頃は、多くの人が拒絶をしました。
そんなものは要らない、なくても困らない!と不要論を高らかに掲げている人が多くいましたが、今はほぼ全てと言ってもいいレベルで、多くの人が使っています。

無くてはならない、ないと困るというレベルになっています。

新しいものを受け容れて、それに慣れることで、使えない自分から使える自分へと変わることがほぼすべての人が出来ているのですから、変われないわけではないのです。

2つの防衛機能が出す信号のままに行動しているから、変われないのです。

まとめ

人間はそもそもとして、変わらないことを善とするような脳を持っていますので、変わらないのが自然です。脳には自身の過去の知識や体験を守り、一貫性を持たせたいという機能が標準装備されているためです。

でも、そんな中でも変わることができる人も居ますし、変化の速い時代で変わらないままでいるのは自分にとってあまりメリットはありません。

では、どうすればいいのか。

それは、少しで良いので新しいことを試す事。
ガッツリと理解しようではなくって、つまみ食いでいいのでかじってみること。

その体験を通して、色々な発見や学びがあり、それが自分を変えるキッカケになるはずです。

 

読書術の本を読んでいると、興味のない本を意図的に数冊読んでみましょうとオススメしている方が多くいらっしゃいました。そうすることで、今までの自分にない世界が広がり、新しい発想が生まれたり、場合には自分に合う趣味になることもあるとのことでした。

普段の自分なら避けるような書籍を意図的に選ぶことで、自分が変わっていく。
これも、脳の2つの防衛機能を乗り越える試みと、それがもたらす効果を示していると思います。

 

変わりたいけど、変われない。
そんな事を思うことがあるのなら、未知の領域に挑戦して見る時期なのかもしれませんね。