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給料を上げるには忘れていはいけない基本的な考え方

給料を上げたい

そう思っていても、そう簡単にトントンと上がるものではないのが給料だったりもします。

ここ日本では20年ぐらい給料は横ばいが続いていますしね。

そんな日本で給料を上げるなら、まずは物価を上げないと!って事になっていますが、その理屈で給料が上がったとしても、多分、多くの人は満足できないし、納得できないはずです。

なぜなら、生活の実感は変わらないからです。

 

給料が上がったから生活が楽になったな・・・と感じることはなく、カツカツな人はカツカツなままです。それは給料というものがそういう性質の背景を持っているためです。

給料を上げて、生活に余裕を持たせたい。
そう思うなら、自分自身の価値を高めることがもっともベタすぎるぐらいに賢明な選択肢です。

 

そんな事を「人生格差はこれで決まる 働き方の損益分岐点 (講談社+α文庫)」という著書で学び、とても面白かったので少し紹介させていただきます。

 

給料を上げるために知っておくべきこと

ビジネス書作家の木暮太一氏の書かれた著書「人生格差はこれで決まる 働き方の損益分岐点 (講談社+α文庫)」、給料とは何かを丸ごと一冊説明してくれています。

そこに書かれているのは給料を上げるために必要な経済学的な考え方で、それをギュッと凝縮すると”自分自身の価値を高める”という一言に集約されます。

給料の正体は労働力の再生産コスト

給料とは何か。
それは頑張った自分自身へ会社から支払われる報酬である。

そう思っていると、給料を上げるという目的を達成するのは難しいようです。
なぜなら、給料はあなたの頑張りへの報酬では”ない”からです。

もちろん幾分かはそういう要素も含まれていますが、土台となっている考えは、給料はあなたという労働力を確保するための経費です。

経済学ではそれを労働力の再生産コストと呼んでいるそうです。

今日一日消耗した労働力を、また明日フレッシュな状態で確保するために必要な経費が給料なのです。

物価と給料は連動する

給料は労働力の再生産コストです。
また明日、フレッシュな状態で働けるようにするための必要最低限の費用として給料が支払われています。

だから、その国の物価と給料は連動しまくります。

 

物価が高い国だと、そこで生活するための費用が高くなる、つまり労働力を回復させるために必要となる費用が高くなるので給料が高くなるという考え方です。

その労働力に対して投下された費用が給料という考え方です。(説明すればするほど難しく感じさせてしまっているような・・・)

 

物価があがると給料が上げるということになってくるので、物価が上がり続ける国づくり=給料が上がり続ける国づくりという意味合いでよく取り上げられたりします。

逆に言えば、物価が上がってないから給料が上がらないというのは、経済学的に正しい現象なのですし、給料を上げるためにも物価をあげろ!というのは正しいと言えば正しいのです。

 

しかし、給料が上がっても物価も上がっていますから、結局は生活の実感はそう大きく変わらないと思います。

カツカツの生活なら、カツカツの生活のままです。

労働力を回復させるための衣食住のコストはこんなものだろうという計算で給料が支払われますので、”給料が高くなった=コストも高くなった”という関係式が成り立っています。

だから、給料が高くなっても、生活の実感はそう変わりません。

給料を上げるために物価を上げるというのは、表面上は正解であっても、本当に意味で求める給料の上昇ではないはずです。

給料が上がり、生活に余裕ができる状態を望んでいるはずです。

労働力を高める投資が給料アップに繋がる

労働力を回復させるための経費が給料です。
回復に要するコストが高くなれば(物価上昇)、それに比例して給料もアップします。

だから物価を上げるというのは給料アップにつながる正しいアプローチのようで、実体は、何も変わっていません。カツカツの生活なら、カツカツなままです。

給料がアップして生活に余裕を感じるようになりたいと思うなら、労働力”そのものの価値を高める方向にシフトすることが大切になってきます。

簡単に言えば、労働力の希少性を高めることが給料を上げることにつながります。

 

例えば、海外と取引をしたいから英語が使える人材が欲しいとなった時、英語が使える人材は希少性が出てきます。希少性がありますから、会社にとっては人材としての価値がたかまります。

しかも、その希少性を持つ人材は他社も欲しがる人材ですから、その人生を求めて競争が起きます。
その結果、その人材を確保するための経費=給料は高くなります。

 

会社は労働力の確保の費用として給料を支払っています。
必要性の高い希少性がある労働力には、その確保のための費用を支払います。

世の中で高給を得ている方の多くは、そういう人材です。

 

つまり、自分自身の労働力の価値を高めるにはどうすればいいのか?を考えて、そのための時間とお金を投下し続けて、価値を高め続けること。

これが給料を高くするためのもっとも賢明な選択肢ということになってきます。

まとめ

給料を上げるには、世の中の物価を上げること。
これも正解です。

物価があがると給料は必ずあがります。

なぜなら、給料は労働力の再生産コストとして会社が支払うものだからです。
明日も元気に健康的な労働力として会社で労働してくれるために必要なコストとして給料が支払われますので、物価がが上がるなら、それに応じて給料もあがります。

しかし、それでは給料が上がっても生活の質は同じままです。

生活にゆとりを実感できる給料のあがり方を実現するには、労働力としての価値を高めることが最も賢明な選択肢となります。

 

会社が支払う給料は、その労働力を確保するための経費です。
必要性が高く、希少性がある労働力であればあるほど、確保に多くの経費がかかります。

なぜなら、他の会社もあなたを求める可能性が高いためです。

今の会社は月額20万円の給料だが、他社が月額50万円と提示したら、そちらに行くという方は多いと思います。

人材を他者に奪われると、自社の業績ダウンはもちろん、他社に差をつけられる一方となりますから、それを阻止するためにも今より多くの給与を払おうという結論に到達しやすくなります。

労働力としての希少性を高めることが、最も確実に自身の収入を増やすことになります。

 

だから、確実に給料を上げて、生活に余裕を持たせたいと思うのなら、自身の労働力の向上に時間とお金を使いましょうという事になります。

ちょっと長くなりましたが、うまく伝わりましたでしょうか?

 

物価が上がって相対的に給料が上がるのを期待するよりも、自分自身の力で給料を上げていくほうがかっこいいですしね。

あなたの労働力価値の向上に直結する何かを積み上げていくことをオススメします。