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環境の影響を人間はうけやすいことを利用して自分を変えるという考え方

環境を変える

これが自分自身を変える上ではとても効果的だとされています。

なぜ効果的なのかというと、それは”習慣”を変える事に繋がるためです。
人間の思考、行動の大半は習慣による自動化されたもので支配されています。

その習慣は環境に思いっきり影響されるので、環境を変えれば自然と自分自身も変化することができるのです。

 

どうしても辞めたいことがある、毎日繰り返す辛い記憶がある・・・そんな時は環境を変えるという選択肢を検討して見ることをオススメします。

 

環境の影響を人間はうけやすい

著名ブロガーのジェームズ・クリアー氏の著書「ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣」によると、行動を変えたい時は、行動そのものに焦点を当てるのではなくて、環境に焦点を当てるほうがいいとされています。

人間の行動の90%近くは習慣によるもので、習慣は”きっかけ”がトリガーとなって発動する。
習慣を変えるには、きっかけを削るほうがいい。

つまり、きっかけがなくなれば習慣となっているいつもの行動は発動しないので、自分を変えることに繋がると言うものです。

行動の90%は習慣によるもの

人間の行動のほぼ全てと言っていいレベルで、それは習慣によるものだという研究結果があります。

その数値は40%~50%とするものから95%程度までが習慣によるものと幅がありますが、1日の行動や思考の過半数から大半は”習慣”によるものだとするのが今の常識となっています。

 

そんな習慣を変えようと思った時。あなたならどうするでしょうか?

多くの人は、”行動”を変えるというアプローチを取りますが、あなたはいかがでしょうか?

例えば、禁煙をしたいのなら、煙草を吸わない!と強く意識して、吸わない吸わないと念じ続けることこそが、禁煙だと思っている人が多いと思います。(僕もそうでした)

でも、これはそれほど効果がありません。
なぜなら意志の力に頼っているためです。

 

意志の力は一定ではなく、非常に個人差がありますし、使えば使うほど疲労します。

そのため、午前中などは意志の力は強いですが、夕方以降は意志の力が弱くなることも分かっています。

そんな意志の力に頼って行動を制御するというのは、どうしても限界があります。

だから、行動を変えたいから”行動”そのものを意志の力でコントロールしようとするのは、あまり賢明な判断ではありません。

焦点を当てるのは、”きっかけ”の部分です。

習慣そのものを発動させない

習慣には次のような流れがあります。

  1. キッカケ
  2. 欲求
  3. 行動
  4. 報酬

この4段階が1セットとなっています。

 

煙草を吸う場合でしたら、喫煙は3の”行動”に該当します。
つまり、既に喫煙のための習慣メカニズムが動いているということなのです。

煙草を吸いたい(欲求)と思ったけど、煙草を吸ってはいけない(行動)と自分を抑え付ける。

煙草を吸った後のリラックスできる感覚(報酬)を諦めるように自分に言い聞かせ続けて、欲求を抑えるということを自分に強いることになります。

それを1日に10回、20回と繰り返していると、心が折れたり、ふと魔がさすのは無理がありません。

だから、習慣メカニズムを動かさない、作動させないことが実はとっても大切なのです。
そのカギを握っているのが”キッカケ”部分です。

 

喫煙を例に出すと、吸っている人の姿を見るとか、ポケットの中の煙草の存在に気づくとか、灰皿を見るとか、そういった”煙草を思い出す”キッカケです。

キッカケで火が点いて、煙草を吸いたくなります。(煙草だけに”火が点く”)

喫煙習慣を捨てるには煙草を吸うという行動そのものを変えるのではなくて、この習慣メカニズム全体を動かさないこと、つまり、キッカケを身近な所に置かないことが成功に結び付くとされています。

環境を変えることが習慣を変えることになる

キッカケが習慣メカニズムを動かすことになります。

だから、キッカケそのものを身近な所に置かないことが、習慣メカニズムを動かさないことになります。

 

禁煙を成功させたいなら、煙草を吸うきっかけとなるものすべてから距離を置くことが成功のカギとなります。

タバコそのものを身近に置かないことはもちろん、灰皿は捨てる、匂いを徹底的に消し去る、簡単に吸える空間に近づかない…等々、とにかくキッカケを消すことによって成功確率は上がります。

 

人間は環境によって影響を受けるとはよく言いますが、その言葉の意味は、習慣メカニズムの”キッカケ”の有無や密度の違いがそこにあるからです。

食べ物があちこちに置かれているのに、ダイエットを成功させるのはとても難しいということです。

引っ越しをするとか、転職をする、友達関係を見直す・・・なども、習慣を変える上で大きな意味も価値もあるのはそのためです。

いずれも、キッカケを再構築できるからです。

まとめ

自分を変えたい、未来を変えたいと思う時、行動そのものを変える事はとても大切です。

ただ、行動は習慣の一部であることがほとんどです。
煙草を吸うという行動は、喫煙という習慣サイクルの中の一部分にすぎないのです。

そして、その習慣が自分の中に残っているため、行動を変えようと思ってもなかなか変わらなかったりもします。

変えたいことがあるのなら、その習慣のキッカケに該当する部分をとことん排除する、もしくは遠ざけることが行動そのものを変えることになります。

 

自分を変えたいなら環境を変えようというのは、これが理由ですし、そして、一定の効果も必ずあります。

例えば、職場恋愛で別れた相手と毎日顔を会わせるのが辛い。だから転職をする。

これは非常に効果的で、ほぼ必ず良いほうに結果がでます。
なぜなら、顔を会わせるという”キッカケ”がなくなるからです。

顔を会わせる機会が減れば、その人への想いに火が点きません。
だから、いずれその人の事は思い出の一つへと昇華されていきます。

思い出に昇華されれば、次の恋も使くなり、幸せになりやすくなります。

 

自分を変えたいと思うのなら、環境を変える=キッカケを遠のけること。

これを意識してみることが、最も早く自分を変える事に繋がります。

是非参考にしてみてください。