読書メモブログ

読書して思ったこと・分かったこと

【書籍】読書革命の感想

読書革命の内容

読書革命の大きなテーマは「思考の軸を作る読書術」です。

思考の軸を作ることがこれからの時代には重要になる

ネットが広く普及した現代において、覚えていること、知っていることはそれほど重要ではなくなってきています。

これからの時代は、自分で考えたり、らしさを発揮できる独自性を持つ人が活躍すると言われています。少し具体的に言えば、ある出来事や状況に対して、それって結局どうなの?と聞かれた時に、自分の言葉で話せる人がこれからの時代には求められます。

その時に必要になるのが、「思考の軸」です。

状況や出来事を把握し、その中身を理解して、それを自分の言葉で相手に伝わるように伝える。
その土台となるのが”思考の軸”です。

それを鍛えることができるのが読書であり、なぜ読書が「思考の軸」を育てる事に繋がるのかが本の中では具体的に説明されています。

思考の軸を作るための読書術

読書を思考の軸を作るにはどうすればいいのか。
なぜ、読書が思考の軸を作ることになるのか。

それは、書籍内で紹介されている次の4つの読み方が「思考の軸」を作ることに他ならないためです。

予測読み

本のタイトル、はじめに、おわりに、目次などから本の内容を予測します。

限られているが重要な情報を基に、自分の中に仮説を立てる能力を養います。
その仮説は、本を読むことで正解不正解が検証できますので、読書を重ねれば重ねるほど仮説構築能力が高まっていきます。

断捨離読み

本の中の重要な部分だけをピックアップする読み方です。

パラパラとめくりながら、何が重要なのかを予測したり、キーワードを見つけ出すことで、要点や重要箇所がどこにあるのかを見極める能力を高めることになります。

これも記者読みや要約読みを経ることで、断捨離で捨てた箇所はそれでよかったのか、ピックアップした部分は本当に重要だったのかが分かってきますので、読書の度に磨かれて行きます。

記者読み

本の内容(主に著者に対して)に質問や疑問を投げかけながら読んでいく読み方で、この読み方を経て論理性を高めることができます。

質問や疑問を重ねることで本の内容の理解度が高まりますし、質問や疑問の答えとなる著者の説明を読むことで論理性をそこに見出すことが出来れば、自身の中にも論理性を持った知識を蓄えることができます。

著者の意見に賛同できない、論拠にも納得がいかないとなったとしても、それは自身の中に別の論理性が存在しているという事にほかならず、それを明らかにすることでやはり論理性を鍛えることに繋がります。

要約読み

自身の視点で重要だと感じたポイントや、その本が伝えようとしていることなどを、自分の言葉でまとめつつ表現するつもりで読むというのが、要約読みです。

自分の言葉で要約して伝えることが出来て初めて本の内容を自分の中に取り入れることができたとも言えますし、記憶の定着度を示すラーニングピラミッドによると教えることが最も強く内容が残るとありますので、本の内容を自分の言葉で伝えることが本の内容を自分のモノにする事に他なりません。

この要約読みを経た冊数が増えるほど、本の知識を自分の中にストックしていくことになりますし、読んだ本が自分の人生にどんどん反映されていくことにも繋がります。

つまり・・・

論理性を磨き、要点を見抜く勘を鍛え、仮説立案能力も高めることができる上に、本の内容をシッカリと自分のモノにする読み方を提案しているのが「 「本の読み方」で人生が思い通りになる 読書革命 」です。

それらを総合して、読書は思考の軸を鍛えることができるというのが著者の最も伝えたい事であると僕は感じました。

僕は著者のような読み方が出来てなかったので、さっそく以降の読書に取り入れていこうとは思っていますが、本をただ読むだけという稚拙な読み方をしていた僕でも、読書を重ねることでそれらが鍛えられている実感はあります。

 

今は読書術の本を集中的に読んでいますから、そちらの知識や論理はたくさん自分の中に増えていきています。

そうすると、この著者の考え方はこうなのか…あの著者はここはこう考えていたよな…という意見の違いに気づけるようになり、なぜ意見が違うのだろう?と疑問を持つと、裏にある論理性の違いのようなものに気づけるようにもなります。

 

例えば、「本は一度読めば十分。とにかくたくさん読め」って人も居れば、「良い本だけを何度もジックリ読め」と言う人もいます。

この違いが生まれるのは、その裏にある論理が違うんです。

前者は本当に重要な事なら他の本でも同じように書かれているから、他の本をどんどん読め!という考え方で、後者は駄本に費やす時間なんか人生にはない、良書以外は同じ内容の劣化コピーなんだからそんなものに時間とお金を投下するな!です。

どちらも一理ありますが、僕は他の理由で前者のほうが良い考え方だと思っています。

そう僕が思えるのも、読書術の本を何冊も読んだという読書体験によって色々な論理を蓄え、僕なりの思考の軸がそこに生まれているからです。

そういう思考の軸をたくさん持つことができれば、「あの人の意見はどうなんだろう?」と求められる存在になれるし、そのために欠かせないのが読書だし、その読書で得られる学びを最大化するには、こうしてみては?と書かれているのが「「本の読み方」で人生が思い通りになる 読書革命」です。

 

読書を自己成長のために活かしたい!と思われている方は、是非読んでみてほしい一冊です。