自分を変える習慣力の内容
習慣を変えるとは、潜在意識の中にある自動プログラムを変えることである。
そんな切り口で、潜在意識と習慣の関係性を紐解いていくのが内容となっています。
大きく分けると次の3つが書かれています。
脳と習慣の関係性
習慣が脳(主に潜在意識)に与える影響を解説されています。
習慣が脳にどのような影響を与えるのか、習慣を身に着けるというのは脳で何が起きているのか。
専門的な言葉を用いずに、わかりやすく解説されています。
天才や才能と習慣
天才と呼ばれる人は才能があるから実績を残しているのか?となると、そうとも言い切れないのが現実のようです。
習慣によってたゆまない努力の賜物によって生まれたものだということが解説されています。
場面ごとの習慣のポイント
習慣を実際に身に着けるにあたって、どういう習慣を身に付ければいいのか、また、どういう習慣が効果的なのかなどが解説されています。
例えば仕事のための読書なら、どういう習慣を身に付ければいいのか。
そのような場面に応じた習慣と、そのポイントが書かれています。
自分を変える習慣力の感想
良くも悪くも習慣の基本的な知識が学べる一冊と言えるかと思います。
「習慣とは何か」から、なぜ習慣を身に着けることがいいのか、また、習慣が身に付けられないのはなぜなのか。そして、どのような習慣を身に着けると効果的なのかが網羅的に書かれています。
このような形式の本は習慣系の本では非常に多くありますので、定番の形と言ってもいいかもしれません。だからこそ、個性が出にくい内容ともなっています。
こういう人にはオススメ!と強くオススメできる尖った部分がなく、「習慣てなんやろ?」というぼんやりとした感じで捉えている人に、その理解を深めるための一助に役立ちますよというレベルの内容です。