脳に悪い7つの習慣の内容
習慣は脳に影響を与えるのだから、いい影響につながることも悪い影響につながることも当然考えられます。
良い影響を与えたいと思うのなら、避けるべきは悪い影響を与える習慣です。
では、その悪い習慣とは・・・が書かれている一冊です。
自己保存と統一・一貫性
習慣を身に着ける際に、強く影響を与える脳の仕組みとして「自己保存」と「統一・一貫性」という2つの仕組みがあります。
これらは、要するに自分を保ちたいという本能でもあるのですが、それが自分の既にある習慣を変えることを拒むという性質もありますので、上手に付き合っていくことが習慣を身に着ける上では大切になってきます。
特に「自己保存」は強くなりすぎると習慣を身に着けることができる云々以前に、自分の身を滅ぼすことにも繋がってきます。
脳の習性から導き出した悪影響を与える7つの習慣
脳は癖(パターンと言ったほうが良いのかな・・・)があり、それがいい方向に働くことも悪い方向に働くこともあります。
だから悪い方向に働かないように知識を身に着けて対応していくことが大切だよってことが本の主旨で、その上で、気をつけるべき習慣として7つの習慣を挙げておられます。
どれもこれも、あまり良くないということは確かに他で聞いたことがあるが・・・というものが多くありますが、理由の説明を聞くと最もなものが多くあります。
脳に悪い7つの習慣の感想
習慣というテーマで書籍を購入している中で、異色で異彩な一冊とも言えるのがこの本です。
多くの本は、習慣を身に付けましょう!というアプローチで、どんな習慣が良いのかが紹介されていますが、この本はこんな習慣は身に付けちゃだめ!という角度で、脳科学を用いて、それがなぜかが解説されている稀有な存在だからです。
そんなアプローチの本は他にありません。
しかも、内容もロジカルで、読んで損はない一冊となっています。
脳はどんな傾向があるのか・・・ということを知ることは習慣を身に着ける云々を超えて他の場面でも活きてくることが多い知識ですので、是非読んでみられることをオススメします。