脳が教える! 1つの習慣の内容
脳が拒否しない習慣術
脳が拒絶せず、脳を味方にしながら新しい習慣を身に着けるにはどうすればいいのか?
この本が主に取り上げているテーマです。
習慣を身に付けたり、捨てたりする。
これの成否を握っているのは脳の習性を理解することだよということをベースに次のような事を掘り下げられています。
習慣を定着させる小さなステップ
習慣を身に着けるには、とにかく小さく小さくが必勝法である。
しかも、それには段階がある。
その段階を丁寧になぞっていくことが、脳に拒絶されず、味方にしながら習慣にしていくことにつながります。
脳は質問に答える
脳は質問に答えたがるという性質を持っています。
その質問が、良い質問であろうが、悪い質問であろうが、答えを出そうとします。
だから、質問をコントロールすることが大切だよ、そして、自分を大きく変えたいと思うのなら、こんな質問を自分に投げかけて見ましょうねって事が書かれています。
イメージする力
脳は、現実と想像の区別がつかないという特徴を持っています。
現実と想像はもちろん別物なのですが、その区別があやふやだから、レモンを想像すれば涎が出てくるということが起こり得ます。
つまり、人間の行動は想像から導かれているのだから、想像する力を味方にしましょう。それにはどうすればい・・・が書かれています。
脳が教える! 1つの習慣の感想
習慣を身に着けたいと思っている。でも、なかなか上手くいかない・・・。どうすれば習慣を定着させることができるのだろう?
そんな悩みを持つ方のための、”習慣化の手法”に焦点を当てている書籍です。
今は習慣系の書籍が充実していますので、同様の内容の本が増えましたが、この本が発売した当初に脳の持つ習性を背景にした習慣本は少なく、中でも、なぜ脳が新しい習慣を拒むのかという視点は非常に斬新だったのを記憶しています。
習慣化の成功率を高めたい、脳を味方にした習慣化の手法に興味がある!と言う方には超絶にオススメしたい一冊です。