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【書籍】いい習慣が脳を変えるの感想

 

いい習慣が脳を変えるの内容

脳の仕組みから逆算する習慣定着法

習慣を身に付けたり、習慣を捨てたりする。

これら全ては脳の仕組みに従っているのかどうかで、成功率がかなり変わるので、脳の仕組みを理解してから習慣を変える取り組みに踏み出そうねってのが本書で書かれていることです。

いい習慣が脳を変えるのポイント

行動を変えるレベルではダメ

習慣を変えるという言葉、そして、実際に取り組んでいる方の内容を見ると、その多くは”行動を変える”ことに焦点が当てられています。

ただ、行動を変えるレベルの習慣の変化はそれほど大きなインパクトはなく、そして、成功率もそれほど高くなりにくいというのが本書の主張です。

なぜなら、行動よりも上位にある概念が変わってないなら、その行動はいずれ継続させるに値しない行動として排除されるためです。

アイティトュード、その上のブリーフの変化が大切

行動を変えるだけでは、根本的な習慣の書き換えは果たせないとするのは、行動の上にあるアティテュー=無意識化の考え方が変わってないためです。

行動はのアティテュードと強く結びつきやすいので、アティテュードと行動がかみ合っていると変えるのは困難だし、噛み合っていない時には強い違和感を残すそうです。

本の中では、黒人差別などの欧米での有色人種への差別を例にしてそれが説明をされています。

差別的な行為(暴言・暴力)はダメだと分かっていても、心の中では差別意識があるとします。
でも、差別的な行為はダメだから暴言も暴力もダメだと強く自制する。

これが行動だけを変えるというアプローチです。

差別的な行動はなくなりますが無意識化に差別意識はありますので、ふとした時にそれが出ることがあります。カッとなった時に出てしまう発言とか。

それが出てしまうのは、そうすることがアティテュードと結びついた行動だからです。

無意識の思考=アティテュードを変えない限り、1つの行動を変えたところで他の行動がそのままなので、結果が変わりません。

では、どうすれば?がこの本のメインテーマとなっています。

つまり・・・

習慣を変えるための方法論を述べている本は数多くありますが、その中でも稀有な存在感を発揮するのがこの「いい習慣が脳を変える 健康・仕事・お金・IQ すべて手に入る!」です。

認知科学者でもある著者が脳科学に関する知識を土台にした習慣の書き換えをテーマにしていますが、オウム信者の洗脳解除を担当したこともあって、信念や無意識化の思想などの、人を変えるということへの見解は眼を見張るものがあります。

事実、この本を読んでから、”行動を変える”というレベルの習慣の書き換えに、それほど意味を持てなくなりましたが、これも著者の言う所の、行動よりも上位の概念が変わると、行動は自然に変わるということを意味しているのだろうな・・・と実感しています。

脳を味方にして習慣を書き換えたいと思われるならオススメです。